ツール解説

クラシックのレギュレーション

基本編 / 05 / 08 の違いと選び方

「レギュレーション」 って何?

レギュレーションとは、 「どのカードが使えるか」 のルールセットだ。 クラシック環境には、 主に3つのレギュレーションがある。 「基本編」 「クラシック05」 「クラシック08」 だ。 それぞれカードプール (使用可能なカード) の範囲が異なり、 環境の性格も大きく違う。

どのレギュレーションで遊ぶかは、 対戦相手との合意で決まる。 「今日は基本編で遊ぼう」 「次は05でやろう」 みたいに、 自由に切り替えられる。 デュエスタは3つ全てに対応していて、 構築画面で切り替えられるようになっている。

基本編 (DM-01 〜 DM-06 相当)

カードプール範囲

DM-01 (基本セット) から DM-06 (闘魂編第1弾) あたりまで。 最も狭いカードプール。

基本編は、 デュエル・マスターズ初期のシンプルなカードだけで遊ぶレギュレーションだ。 進化クリーチャー、 クロスギア、 城などの後発システムは入っていない。 カードのテキストも短く、 ルールが直感的に分かりやすい。

環境の特徴は、 「速攻と中速ビートが中心」 だ。 大型の決定打になるカードが少なく、 序盤から地道に攻めるデッキが多い。 シールドトリガーで逆転する、 という基本的な駆け引きが、 最も純粋に楽しめる環境だ。

代表的なデッキは、 火単ビート、 自然ビート、 水/闇コントロール、 等。 デッキの種類はそこまで多くないが、 1つ1つの動きが明確で、 初心者でも上達しやすい。

クラシック05 (DM-06 〜 DM-16 相当)

カードプール範囲

DM-01 から DM-16 (聖拳編 / 転生編後期) あたりまで。 中程度のカードプール。

クラシック05は、 進化クリーチャーとクロスギアが登場するレギュレーションだ。 基本編より戦略の幅が大きく広がり、 文明特性も明確になる。 「光は防御」 「水は手札」 「闇はハンデス」 「火は速攻」 「自然はマナ加速」 といった文明の役割が、 はっきりと立つ環境。

環境の特徴は、 「多彩なアーキタイプが共存する」 ことだ。 速攻、 ビート、 コントロール、 コンボ、 ロックと、 ほぼ全タイプのデッキが存在感を持つ。 クラシック環境の中で、 最もバランスが取れているとめしは思う。

代表的なデッキは、 ボルバルザーク中速ビート、 水/闇コントロール、 ロマノフサイン、 アガサ・自然軽量ビート、 等。 強デッキの種類が多いので、 メタゲームを読む楽しみが大きい。

クラシック08 (DM-17 〜 DM-28 相当)

カードプール範囲

DM-01 から DM-28 (戦国編末期) あたりまで。 クラシック環境では最大のカードプール。

クラシック08は、 ドラゴン、 ゴッドリンク、 サイキック、 城など、 強力なシステムが多数登場するレギュレーションだ。 1枚で試合を決めるカードが増え、 デッキパワーが全体的に高くなる。

環境の特徴は、 「ドラゴン中心 + 多彩な勝ち筋」 だ。 ボルメテウス・サファイア・ドラゴン、 紅蓮の極限ドギラゴン (準ずる位置のカード) など、 ドラゴン系の強力フィニッシャーが多い。 一方でゴッドリンクや城によるコントロール、 サイキックを軸にしたコンボなど、 ドラゴン以外の戦略も成立する。

代表的なデッキは、 ドラゴン系ビート、 ゴッドリンクコントロール、 サイキック・ヒューマノイド、 等。 環境のパワーが高い分、 デッキ選択でメタを読む比重が大きくなる。 上級者向けの環境とも言える。

「殿堂・制限」 の扱い

デュエル・マスターズには「殿堂入り (1枚制限)」 「プレミアム殿堂 (使用禁止)」 という制限カードリストがある。 これは公式が定めるもので、 環境バランスを取るために強すぎるカードを規制している。

クラシック環境では、 殿堂・制限の扱いは固定されていない。 主に3つのパターンがある。

  • 指定なし: 殿堂・制限を一切適用しない。 全カードを最大4枚採用可能。 クラシック環境では最も一般的。
  • 当時の殿堂を適用: そのレギュレーションが公式環境だった当時の殿堂・制限を適用する。 当時の環境を再現したい人向け。
  • コミュニティ独自の制限: クラシックコミュニティが自主的に制定した、 環境バランスのための制限リスト。

デュエスタでは、 制限カードに警告マークを表示するが、 構築自体はブロックしない。 対戦相手と合意した制限ルールに従って、 採用するかどうかを自分で判断する形だ。

デュエスタでのレギュ判定の見方

デュエスタの構築画面では、 上部に3つのレギュレーション (基本編 / 05 / 08) の判定が常に表示される。 ○なら使用可能、 ×なら不可、 という直感的な表示だ。

例えば、 デッキの中に DM-20 のカードが入っていると、 基本編と05は× (DM-06、 DM-16 までしか使えない) になり、 08のみ○になる。 「このデッキを基本編で使うには、 どのカードを抜けばいいか」 が一目で分かる。

制限カードも警告マーク付きで表示される。 「このカードは公式当時に殿堂入り」 「このカードはコミュニティの自主制限対象」 みたいな情報が見える。 構築中に「あ、 このカード制限だった」 と気付けるのは、 デュエスタの強みの一つだ。

初心者にはどれがおすすめ?

「クラシックを始めるけど、 どのレギュレーションから入るのがいい?」 とよく聞かれる。 めしの答えは「基本編か05のどちらか」 だ。

基本編がおすすめな人: ルールをしっかり覚えたい、 シンプルな環境で駆け引きを学びたい、 進化やクロスギアなど後発システムを後で覚えたい人。 とにかくシンプルさが武器。

05がおすすめな人: 戦略の幅広さを楽しみたい、 多彩なデッキタイプから選びたい、 環境バランスがいい所で遊びたい人。 クラシック環境の「黄金期」 とも呼ばれる。

08は強力カードが多く、 デッキ構築の難易度が上がる。 ある程度クラシックに慣れてから入る方が楽しめると思う。 ただし、 ドラゴンが好き、 派手なフィニッシュをしたい人には08は魅力的だ。

迷ったら、 まずは基本編で1〜2デッキ作って遊んでみる。 慣れてきたら05に移行する、 という流れが、 クラシックに入る最短ルートだとめしは思う。

本記事は Duel Studio Classic (デュエスタ) の運営が独自に書き下ろした非公式の解説です。 株式会社タカラトミー、 株式会社ウィザーズ・オブ・ザ・コースト、 株式会社小学館をはじめとする「デュエル・マスターズ」関連の権利者・公式団体とは一切関係ありません。

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